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陽光の中、タテルヨシノ銀座で味わう Meursault Perrieres 1999年

夏の間、理由(ワケ)ありでブログをお休みしていました。更新してないぞ!とお叱りをうけつつも・・なかなか時間がとれず・・いつの間にか虫の音の聞こえる秋になってしまいました。 これから、過ぎ去りし日々も含めてザクザク更新していきますのでご愛顧の程よろしくお願いします。

さて、週末は大切な友人のMちゃんのお誕生日のお祝いを催しました。場所は、華やかな彼女に相応しいグランメゾン タテルヨシノ銀座です。エレベーターを上がると、ディレクターズソムリエの若林氏のお出迎えを受け、早速席へと案内されます。秋の銀座の日差しが柔らかく、落ち着いた大人の空間です。

まずはBillecart-SalmonのBrut Reservetで乾杯です。彼女の為に用意してくれたシャンパンは、シャンパーニュ地方のヴァーレ ド ラ マルヌのアイ村のメゾンビルカールサルモン社のもの。1818年創業で自社畑は10haほど。葡萄は特級畑から買い付けるNM(ネゴシアン・マニュピュラン)です。最初からこうきましたかと・・若林さん。
さて、早速 Menu emotionをいただきましょう。今回、運良く前日の夜がこのお店の「オープン1周年記念ガラディナー」で、吉野シェフがパリから帰国していたこと!御大がいらっしゃるということで、期待もいつも以上に膨らみます。

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アミューズ

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海の幸ジュレ仕立て。オマール海老や雲丹のムースなど、グラスいっぱいに広がる海味を堪能しました。

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季節ですね。フランス産マロンのポタージュ。シェフが栗と一緒にパリから戻ってきたばかりで、ちょうどいいタイミングでした。

次の白ワインは、オーストリアの白グリューナーフェルトリナー種のもの。
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秋刀魚となすのタルトレット

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季節の野菜庭園風。目で見て、味わって楽しむとはこのこと。フレッシュなもの、火を入れたものと野菜の旨味を引き出す最適な調理法でひとつずつ丁寧に仕事がしてあります。ミネラルと酸味、甘みを感じつつ手長海老のクルスティアン(スプーマ)がまた野菜の味をひきしめます。

そしてメインの真鯛とグリエコキアージュとのマリアージュ。最初に、「今日は、いい真鯛がはいってきましたよ」とおっしゃるだけあって、プリプリ&ジューシー、そして甘みさえ感じます。
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ここで徐に若林氏、登場。
私達に「美味しいワインを出してあげてください」と電話1本彼にいれた輩がいて、出てきたのがなんと、ムルソー・ペリエールの「Clos des perrieres 1999年もの」。ムルソー1級畑にしてグランクリュに匹敵するといわれているペリエール。その中央に位置する、0.95haの畑のドメーヌは、アルベールグリヴォー。120年以上にわたってなんとモノポール(単独所有)です。

樽香がまさにバターのような芳香な香りとなりリッチな味わいが特徴。白ワインにして、10年たってやっと飲み頃を迎えたというワイン。酸と糖度がちょうどクロスするのに10年の歳月を必要とした偉大なワインです。モンラシュシュも御近所だし・・(笑)

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やはり、鯛と一緒にサービスされた漁師風コキアージュのソースが濃厚かつ、酸味と柑橘系の香りが効いていてこのぐらいしっかりとしたボディの白ワインに合わせるのだとマリアージュの勉強になりました。

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デザートは、ハーブの香りいっぱいのひと皿にしました。

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そして、素敵なボーイズのアカペラのバースデーソングとレストランの他のお客様からの拍手もいただき、私まで幸せ気分です。


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プチフールのマカロン。レモン、ショコラに加え、このピンクは、ラズベリーでもストロベリーでもなく、ルバーブです。(おしゃれ~)

そして、最後に驚いたのが砂糖菓子。

口の中に入れたとたん広がるリキュール、何とCartreuse(シャルトリューズ)でした。 そう、フランスのアルプス山麓ヴォワロンの修道院で生まれたリキュール。度数、71度。別名「秘薬」といわれております。

 グランメゾンに、最後までやられっぱなしでした・・!


         Happy happy birthday to M-chan067.gif

# by ST-LUCIANA | 2009-09-29 22:07 | french  

麹町の隠れ家的邸宅レストラン Aimee Vibert (エメ ヴィベール)

麹町のヴァチカン大使館のほど近くに、フレンチレストランAimee Vibertはあります。

ちょっと、分かりにくいところにあるところが、隠れ家っぽくて大人にはちょうど良く、そのわかりにくさのためか、予約時間近くなると、玄関先には、お客様を待つお店の方が立ってらっしゃいます。1軒やの邸宅のレストラン、もちろん素敵なガゼボのあるお庭つきです。ちょうど、店名となっているフレンチローズの「エメヴィベール」が咲いてます。

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まずは、2階のウェイティングルームに案内されアペリティフの飲みながら待ち合わせの友を待つことに。

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franceのオーベルジュを思わせる落ち着いたインテリアに囲まれながら、シャンパンを飲むとなぜかほっとします。友の到着とともに階下のメインダイニングルームに移動します。


アラカルトはポーションが大きいのでコースをお願いしました。
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まずは前菜。ランド産鴨のフォアグラのテリーヌ、ポルトとソーテルヌのジュレ。

いきなり感動してしまった一品。フォアグラとのマリアージュといえば、ソーテルヌかポルト。それを2ついっぺんに楽しもうとジュレにして1枚ずつフォアグラの上にのせてあるんです。欲張りな考えを実現した1品。


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フレッシュうにとクレームフヌイのババロア。
この丸い入れ物、うにのイガを全部ぬきとって丸坊主になっているところに、またうにをムース状にしたものを入れた手の込んだもの。さすがミュシュラン☆つきです。

そして、黒鯛のポワレ赤ピーマンとタプナード、シャンパーニュのグラニテ、ブレス産プレのココット焼き、フロマージュ・・・と続きます。普通、コースとは別ですがと、フロマージュは言われるのですが、ちゃんとワゴンサービスで好きなだけチーズを楽しめるところがよいところ。

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デザートは、桃のコンポ―トプラムのジュレミントソース

麹町の隠れ家的邸宅レストラン Aimee Vibert (エメ ヴィベール)_b0164743_22221712.jpgこちらは、ロワールのピュイフィュメ
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カベルネフランなのに、ブランと書いてあります。黒ブドウからつくった白ワイン。シャンパンと同じ要領でつくったレアなもの。

偶然2本とも白ワインをチョイスしてしまったので、メインのブレス産のプレの時にお店からグラスのブルゴーニュの赤をプレゼントしていただきました。

完璧なサービス&ソムリエさんのお話も楽しかったし・・・いうまでもなく、お食事も美味しくいただきました。

大人を満喫したの夏の夜でした・・・。069.gif

# by ST-LUCIANA | 2009-08-05 22:29 | french  

Sicilianoが作るシチリア料理とワインで、Sicilia島の夏を想う夜。

イタリアのシチリア島が舞台になった映画といえば、私的には、「The Godfather partⅡ」を超えるものはないのだけど、それに隠れてマイケル・チミノ監督の「シシリアン」(The sisilian)もB級っぽくて捨てがたいものがあります。主演のクリストファー・ランバート(ダイアン・レインのex hus)が実在した人物を演じています。
シチリア島の首都パレルモの西にモンデッロ(mondello)という海沿いの街があり海岸線には多くのレストランが立ち並んでいます。夏は、もちろん外にテーブルを並べて、海風にあたり波音を聴きながら、食べるディナー。ひときわ目を引くのは、桟橋の先にある「チャールストン(Charleston le Terrazze)」という老舗のレストラン(近年、Michelin Italiaでも紹介されている)この映画のロケでも使われてました。海に浮かぶレストラン・・夜になると、海の上にレストランの明りだけが灯り、とっても、ロマンチックです!もちろん魚介が自慢です。そんなシチリアを思い出したくなると、食べに行くのが乃木坂の「リストランテ ダ ニーノ(Ristorante Da Nino)」。


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今夜は、いつもとちがって特別に料理に合わせて、シチリアワインを出していただくことに・・。ワイン好きの友人たちを招いてのCena(ディナー)です。(シチリア州は、今やヴェネト州をぬかしてイタリア第2位のワイン生産量を誇る州(7,283千hl)となりました~!)024.gif



Sicilianoが作るシチリア料理とワインで、Sicilia島の夏を想う夜。_b0164743_2358499.jpgニーノさんのお料理に合わせるワインを選んでくれたのは、イタリア人ソムリエのフランコさん。私たちの為に美しいメニューまで作ってくれました。(彼は、ミネラルウォーターのサンペルグリーノのモデルもしていた..笑)


Sicilianoが作るシチリア料理とワインで、Sicilia島の夏を想う夜。_b0164743_23595538.jpgLa cena per gli amanti del vino . Ritratto di Sicilia fra sapori sinceri e nobili saperi ' Grande protagonista della nostra cucina e l'ingrediente genuino e naturale' 「ワインを愛する人たちのための夕べ・・」だなんて、素敵なタイトルをつけてくれました・・。



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Favolazza di antipasti
本マグロのピスタチオ焼きが、皆さん好評でした.これには、Etona Bianco Terre Nere.
他にも、鰯、鯛、うに、たらばがに、しらすと海の幸が溢れる一皿です。


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Le caserecce Aragosta 伊勢エビのカザレッチョ。
これも、美味しかったです。カザレッチョというショートパスタの断面がS字になっているので、ソースが良く絡みます。
Vino bianco Cusumano YALE chardonnay.
甲殻類には、樽香のかかったシャルドネは、王道ですよね。


そして、魚料理は、尾長鯛のソテー、生雲丹とカポナータ添え。



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このあたりになると、ご機嫌で気にいったエチケット(ワインエチケットにはめずらしく、イタリアサッカー代表ユニフォームのアズーリ色です!)と記念写真をとる私とYさん。




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メインのお肉料理に合わせて赤ワインの為に、グラスに香りづけ・・・。Vino rosso feudo Maccari Saia tenuta Setteponti
サンテミリオンのメルロー種のような味わい。でもネ‐ロダーボラ100パーセント。ガンベロロッソで3ビッキエりなのも納得の美味しさでした。私の好きなタイプです。



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Fileeto di agnello al forno in crosta di pistaccio salsa al marsala con pinoli.
これは、パーフェクト。子羊も柔らかくジューシー、マルサラソースと良くあい、Contornoも丁寧な味とバランスがすべてによかったです。ペコリーノチーズも当たり前だけど、美味しさに輪をかけてました。
Questo piatto per me molto importante! 

子羊といえばシチリアの道を走ると本当に羊飼いと羊がいて、マイケル・コルレオーネがでてきそうなんですよね~。


そして、最後にシチリアの伝統的なデザートミストと、パッシートを合わせました。




 「Dinner for wine lovers!」というテーマで特別料理を作ってくれたニーノに感謝、みんな美味しい料理を食べて、楽しんでくれました。そして、素敵なワインを選んでくださり、イタリアンソムリエらしい、明るさとジョークをまじえたサービスをしてくれたフランコにも・・・Vi ringraziamo molto.

シチリア島のトラパニ生まれのニーノの料理を食べ、シチリアのあの灼熱の大地で育った葡萄からできたワインを飲み、心は一気にシチリア島に旅してしまった一夜でした。

# by ST-LUCIANA | 2009-08-02 00:30 | italian  

「香港にまた行きたくなるといいな・・・♪ 」パック届きました!

今朝、郵便局から国際郵便で段ボールが1箱届きました。送り主は・・・香港駐在の従弟のお嫁ちゃまのSATOちゃん!GWには、大変お世話になりあれからご無沙汰していたので、何が届いたのかとどきどきしてしまいました。

「香港にまた行きたくなるといいな・・・♪ 」パック届きました!_b0164743_20494238.jpg



突然のことだったので、何かの記念日だったかしら?誕生日は来月だし。。?と、思いつつもゴソゴソと開けると、出てくる出てくる・・新聞紙やら、プチプチパックにつつまれて・・お宝グッズの数々!

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まずは、胡桃のお菓子!それも、最後にお別れランチをしたFour seasons Hotelのものでした。ペニンシュラホテルのものは、お土産に大量購入したのですが、各レストランでオリジナルで作っているので、食べ比べてみてとのことでしょう!私より、母が大好物なので大喜びです!


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そして、李錦記の純正芝麻油(元祖、中華調味料の名店です) それと海鮮専門料理店「喜記」のにんにくチップではないですか・・。このにんにくチップは、「喜記」にいかないと手に入らないものなので、貴重です。ウェットティッシュまで3枚入っていて、きっと家族3人で食べに行って、私を思い出して買ってくれたのでしょう。

GWに香港旅行に行った時に「喜記」に連れて行っていただいた時、食べた蟹と炒めてあったのがこのチップです。
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さすがに日本ではこの蟹は手に入れられないので、彼女が、この夜、残ったチップをテイクアウトしてガーリックチャーハンにすると言っていたのを思い出し、私もトライしてみます。香港では、お店の方から、「持って帰るよね?」といって強制的に、ドギーバッグにいれられてしまいます。(笑)香港ならではの風習かも。
また、青梗菜とイカといためたり、豚の三枚肉と野菜、ビールのおつまみにそのままつまんでもOKと、万能選手。この夏を乗り切るスタミナメニューをいろいろ考えては、想像が広がります。


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Jenny's Cookies
可愛いベアーの缶入りクッキー。「香港日本人の間でひそかに人気!ネットで検索するとたくさんヒット!」とメモに書いてあります。後で、検索してみようっと!




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そして、香港CITY SUPERのエコバッグが大と小の大きさ2つ。そういえば、このバックで彼女買い物してたわ。ここまであけると、もう笑いが止まりません。037.gif



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そして、ルームシューズ。またまたメモには、「ひそかに履き心地良く旅先でも快適、大人気」と記してあります。旅行好きの彼女らしく、この大人気はきっと優雅な駐在員奥様の間でのことなんでしょうね!(^^)



極めつけは・・・

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旅行用の可愛い刺繍のしてあるランジェリーバックです


この、つぼを得た私好みの品々がひと箱にまとまって空を飛んできたと思うと笑みを通り越して大笑いです。
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箱の中に1通の手紙が・・・
香港にいらしてから3か月が過ぎ・・・楽しかった香港を思い出していただきたく、 「また近いうちに香港にいきたくなるといいな♪パック」 をお送りします。また香港、東京、軽井沢でご一緒できたら嬉しいです。


と記してありました。 なんと、可愛い~ことを言ってくれるSATOちゃん。私と行ったレストランの品々、お店のグッズ、そして次回の香港旅行の為のルームシューズにランジェリーケースまで。

愛されキャラの彼女らしい素敵な贈り物で、今日一日とっても幸せ気分でした。

こんな、可愛いお宝グッズを送ってくださったからには・・行かなければ女が下がるというものです。

絶対、近いうちに香港行きますよ~♪  053.gif

# by ST-LUCIANA | 2009-07-26 21:20 | 香港  

今夜は、お気に入りのキッチンでイタリアン! 

別荘での楽しみの一つは、お友達とキッチンでおしゃべりしながら一緒にお料理をつくること。今回のゲストの親友のMちゃんは、何度か来ていただいているので、キッチンの勝手がわかっていて私も安心です。料理の手は休めずに、昔話やら恋バナに花を咲かせながら楽しく調理するところは二人とも同じ!


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まずは、ワインのお供にプロシュート ディ パルマ&メロンとチーズの盛り合わせ!「TURUYA」で買った大きな枝付き干しブドウがまた、チーズとワインに合うんですよね。



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「真鯛のカルパッチョ ガーリックと香草風味。」スライスした玉葱の上に真鯛をしきつめ、オリーブオイルを熱々に熱した中ににんにくのみじん切りと香草を入れ、ジュワッーと、ニンニクが香ばしく色が変わったら、一気に真鯛の上からかけて食します。レモンで酸味を利かせ、隠し味にお醤油を少々混ぜあわせます。 イタリアンに醤油?と思うけど、イタリアもガラム(魚醤)を使う料理がサルディニア島やシチリア島であるのでokなんです。ペッパーは、軽井沢の「燻事」で購入した燻製がかかったものを使用。香り豊かです。


*カルパッチョは、イタリアでは、肉を使ってつくるもので、日本でいうところの生魚を使ったものはイタリアでは「Crud」(クルド)といいます。もともとカルパッチョは、ベネチア派の画家「carpaccio」の名前からとったもので、当時、カルパッチョの展覧会がベネチアで行われたときに、ハリーズバーのオーナーであるチプリアーニ氏が考案したもの。本物は、牛の薄切りの上にマヨネーズがかかっています。カルパッチョの絵で良く使われる色彩の赤と白を表しています。
もちろん、本家「ホテルチプリアーニ」でもこのカルパッチョは食べられます。





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PESTO ALLA GENOVESE(ペースト・アッラ・ジェノベーゼ)
イタリアの港街、ジェノバの名物料理です。庭で採れたバジリコ(もちろん無農薬)に、松の実、エクストラバージンオイルは、シチリア産の有機農法のもの。塩もシチリアのトラパニ産の「Sale Grosso」(サーレ・グロッソ)です。そして、味の決め手になるパルミジャーノ・レジャーノチーズは、ミラノのペックで量り売りしてもらいイタリア旅行で持ち帰ってきたものです。これをフードプロセッサーにかけます。配合は、私のミラノのホームステイ先のマンマ直伝のものなので・・ヒミツ。(^^)
 パスタは、ソースが絡みやすいようにリングイネを使用。ポイントに生ホタテをグリルパンで軽くまわりを炙ったものを添えました。 それと、軽井沢のミニトマト。これがまた、甘くて!美味!体に悪い食材は一切なしです。


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食卓に並べると色あざやかです。野菜類は、軽井沢の「TURUYA」で。海老のオーブン焼きは、さすがにSCAMPIがなかったので大正海老の大ぶりのものを使いました。

お腹いっぱいになり、お片付けもMちゃんの手際の良さで大助かりでした。


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そして、ひと段落。長い一日の終わりに私の一番好きな居場所がここ。

アイランドで料理の下ごしらえをしたり、味見?いえ、つまみ食いしたり・・途中で、ビールを飲んでみたリ?Mちゃんとの楽しい時をすごし、またひとつ彼女との思い出を積み重ねることができました。 Grazie !

# by ST-LUCIANA | 2009-07-25 01:02 | 軽井沢