夏の間、理由(ワケ)ありでブログをお休みしていました。更新してないぞ!とお叱りをうけつつも・・なかなか時間がとれず・・いつの間にか虫の音の聞こえる秋になってしまいました。 これから、過ぎ去りし日々も含めてザクザク更新していきますのでご愛顧の程よろしくお願いします。
さて、週末は大切な友人のMちゃんのお誕生日のお祝いを催しました。場所は、華やかな彼女に相応しいグランメゾン タテルヨシノ銀座です。エレベーターを上がると、ディレクターズソムリエの若林氏のお出迎えを受け、早速席へと案内されます。秋の銀座の日差しが柔らかく、落ち着いた大人の空間です。
まずはBillecart-SalmonのBrut Reservetで乾杯です。彼女の為に用意してくれたシャンパンは、シャンパーニュ地方のヴァーレ ド ラ マルヌのアイ村のメゾンビルカールサルモン社のもの。1818年創業で自社畑は10haほど。葡萄は特級畑から買い付けるNM(ネゴシアン・マニュピュラン)です。最初からこうきましたかと・・若林さん。
さて、早速 Menu emotionをいただきましょう。今回、運良く前日の夜がこのお店の「オープン1周年記念ガラディナー」で、吉野シェフがパリから帰国していたこと!御大がいらっしゃるということで、期待もいつも以上に膨らみます。
アミューズ
海の幸ジュレ仕立て。オマール海老や雲丹のムースなど、グラスいっぱいに広がる海味を堪能しました。
季節ですね。フランス産マロンのポタージュ。シェフが栗と一緒にパリから戻ってきたばかりで、ちょうどいいタイミングでした。
次の白ワインは、オーストリアの白グリューナーフェルトリナー種のもの。
秋刀魚となすのタルトレット
季節の野菜庭園風。目で見て、味わって楽しむとはこのこと。フレッシュなもの、火を入れたものと野菜の旨味を引き出す最適な調理法でひとつずつ丁寧に仕事がしてあります。ミネラルと酸味、甘みを感じつつ手長海老のクルスティアン(スプーマ)がまた野菜の味をひきしめます。
そしてメインの真鯛とグリエコキアージュとのマリアージュ。最初に、「今日は、いい真鯛がはいってきましたよ」とおっしゃるだけあって、プリプリ&ジューシー、そして甘みさえ感じます。
ここで徐に若林氏、登場。
私達に「美味しいワインを出してあげてください」と電話1本彼にいれた輩がいて、出てきたのがなんと、ムルソー・ペリエールの「Clos des perrieres 1999年もの」。ムルソー1級畑にしてグランクリュに匹敵するといわれているペリエール。その中央に位置する、0.95haの畑のドメーヌは、アルベールグリヴォー。120年以上にわたってなんとモノポール(単独所有)です。
樽香がまさにバターのような芳香な香りとなりリッチな味わいが特徴。白ワインにして、10年たってやっと飲み頃を迎えたというワイン。酸と糖度がちょうどクロスするのに10年の歳月を必要とした偉大なワインです。モンラシュシュも御近所だし・・(笑)
やはり、鯛と一緒にサービスされた漁師風コキアージュのソースが濃厚かつ、酸味と柑橘系の香りが効いていてこのぐらいしっかりとしたボディの白ワインに合わせるのだとマリアージュの勉強になりました。
デザートは、ハーブの香りいっぱいのひと皿にしました。
そして、素敵なボーイズのアカペラのバースデーソングとレストランの他のお客様からの拍手もいただき、私まで幸せ気分です。
プチフールのマカロン。レモン、ショコラに加え、このピンクは、ラズベリーでもストロベリーでもなく、ルバーブです。(おしゃれ~)
そして、最後に驚いたのが砂糖菓子。
口の中に入れたとたん広がるリキュール、何とCartreuse(シャルトリューズ)でした。 そう、フランスのアルプス山麓ヴォワロンの修道院で生まれたリキュール。度数、71度。別名「秘薬」といわれております。
グランメゾンに、最後までやられっぱなしでした・・!
Happy happy birthday to M-chan
さて、週末は大切な友人のMちゃんのお誕生日のお祝いを催しました。場所は、華やかな彼女に相応しいグランメゾン タテルヨシノ銀座です。エレベーターを上がると、ディレクターズソムリエの若林氏のお出迎えを受け、早速席へと案内されます。秋の銀座の日差しが柔らかく、落ち着いた大人の空間です。
まずはBillecart-SalmonのBrut Reservetで乾杯です。彼女の為に用意してくれたシャンパンは、シャンパーニュ地方のヴァーレ ド ラ マルヌのアイ村のメゾンビルカールサルモン社のもの。1818年創業で自社畑は10haほど。葡萄は特級畑から買い付けるNM(ネゴシアン・マニュピュラン)です。最初からこうきましたかと・・若林さん。
さて、早速 Menu emotionをいただきましょう。今回、運良く前日の夜がこのお店の「オープン1周年記念ガラディナー」で、吉野シェフがパリから帰国していたこと!御大がいらっしゃるということで、期待もいつも以上に膨らみます。
次の白ワインは、オーストリアの白グリューナーフェルトリナー種のもの。
そしてメインの真鯛とグリエコキアージュとのマリアージュ。最初に、「今日は、いい真鯛がはいってきましたよ」とおっしゃるだけあって、プリプリ&ジューシー、そして甘みさえ感じます。
ここで徐に若林氏、登場。
私達に「美味しいワインを出してあげてください」と電話1本彼にいれた輩がいて、出てきたのがなんと、ムルソー・ペリエールの「Clos des perrieres 1999年もの」。ムルソー1級畑にしてグランクリュに匹敵するといわれているペリエール。その中央に位置する、0.95haの畑のドメーヌは、アルベールグリヴォー。120年以上にわたってなんとモノポール(単独所有)です。
樽香がまさにバターのような芳香な香りとなりリッチな味わいが特徴。白ワインにして、10年たってやっと飲み頃を迎えたというワイン。酸と糖度がちょうどクロスするのに10年の歳月を必要とした偉大なワインです。モンラシュシュも御近所だし・・(笑)
プチフールのマカロン。レモン、ショコラに加え、このピンクは、ラズベリーでもストロベリーでもなく、ルバーブです。(おしゃれ~)
そして、最後に驚いたのが砂糖菓子。
口の中に入れたとたん広がるリキュール、何とCartreuse(シャルトリューズ)でした。 そう、フランスのアルプス山麓ヴォワロンの修道院で生まれたリキュール。度数、71度。別名「秘薬」といわれております。
グランメゾンに、最後までやられっぱなしでした・・!
Happy happy birthday to M-chan
# by ST-LUCIANA | 2009-09-29 22:07 | french